その科学が成功を決める
同僚から助けを求められた場合、判断を左右する要素についてさまざまな国の人たちに訊ねた。
アメリカ人は相互間の原則(「以前、彼に助けられたことがあったから?」)にお、
ドイツ人は同僚を助ける行動が会社の規則にはずれないかどうかに、
スペイン人はもっと基本的な友情や好き嫌いに、
中国人は助ける相手の地位に、それぞれ影響されると答えた。(p72)
だが、途中で邪魔が入って中断されると心は落ち着かず、はじめたことをやり終えてほしいと催促しつづけるのだ。
(p92)
だが、まわりの人や自分自身から、「ほんの数分」手をつけてみるよう説得されてやりはじめた場合は、最後までやり通すことが多い。
この「ほんの数分」の原則が、先延ばし傾向の克服に有効なことは研究でも証明されている。
それが困難な仕事をやり続ける推進力になるのだ。(p92)
ほんの数分だけのつもりでなにかに手をつけると、脳が不安刺激を受け、最後までやらないと気がすまなくなるのだ。(p92)
数分間意識的思考をなにかに集中させ、無意識が生みだす独創的思考の発露をさまたげさせないこと。
それによって誰もが創造的になり、独創性を発揮できるという。(p114)
必要なのは、頭の中にいる声の大きな男を忙しくさせ、無口な男に発言のチャンスをあたえることなのだ。
(p114)
「計画錯誤」と呼ばれるこの現象は、論文を書く学生にかぎったものではない。(p231)
というわけで、なにかの作業にかかる時間を見積もるには、全工程を段階に分けてから考えたほうがよさそうだ。
(p232)



