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2010年12月 6日 (月)

その科学が成功を決める

同僚から助けを求められた場合、判断を左右する要素についてさまざまな国の人たちに訊ねた。
アメリカ人は相互間の原則(「以前、彼に助けられたことがあったから?」)にお、
ドイツ人は同僚を助ける行動が会社の規則にはずれないかどうかに、
スペイン人はもっと基本的な友情や好き嫌いに、
中国人は助ける相手の地位に、それぞれ影響されると答えた。(p72)

だが、途中で邪魔が入って中断されると心は落ち着かず、はじめたことをやり終えてほしいと催促しつづけるのだ。
(p92)

だが、まわりの人や自分自身から、「ほんの数分」手をつけてみるよう説得されてやりはじめた場合は、最後までやり通すことが多い。
この「ほんの数分」の原則が、先延ばし傾向の克服に有効なことは研究でも証明されている。
それが困難な仕事をやり続ける推進力になるのだ。(p92)

ほんの数分だけのつもりでなにかに手をつけると、脳が不安刺激を受け、最後までやらないと気がすまなくなるのだ。(p92)

数分間意識的思考をなにかに集中させ、無意識が生みだす独創的思考の発露をさまたげさせないこと。
それによって誰もが創造的になり、独創性を発揮できるという。(p114)
必要なのは、頭の中にいる声の大きな男を忙しくさせ、無口な男に発言のチャンスをあたえることなのだ。
(p114)

「計画錯誤」と呼ばれるこの現象は、論文を書く学生にかぎったものではない。(p231)
というわけで、なにかの作業にかかる時間を見積もるには、全工程を段階に分けてから考えたほうがよさそうだ。
(p232)

2010年7月 6日 (火)

ストレスフリーの仕事術

毎日を惰性に流されないように、
リストを作って、週に1度は見直す。
この習慣化がなかなか出来ていないで、最近は行き詰まりを感じています。

習慣化されるまで、この本からのメモを、読み返していきたいと思っています。

 

GTD=Getting Things Done (p4)

1.頭の中の「やりかけた仕事」を全部書き出して意識的に把握しよう
       (全部、というのがとても重要だ)
2.書き出した「やりかけの仕事」に対して、次にとるべき行動を決めよう。

3.そうして決めた「次にとるべき行動」を信頼できるシステムで管理し、
  定期的に見直そう。
   (p5)

GTDの手法で推薦されているのは、
「次の物理的な行動に注目する」ことである。

「提案書を書く」ではなくて、
「PCの前にすわってワープロソフトを立ち上げる」
(p8)

第1章 “想像力は、すっきりした頭から”
インタビューアーが質問したように、問題を「ひとつだけ」抜き出して示すことは決して出来ない。
私が提唱するGTDのワークフロー管理(収集・検討・整理・見直し・行動する の5段階)はすべてがうまくいってはじめてうまくいくものだ。(p43)

第2章 “成果を生む集中の仕方”
プロのレーサーは口をそろえて言う。
「もっとも危険なのは惰性で運転することだ」。(p76)

第3章 “成果を生む枠組みを作る”
プロジェクトの全てのリストを作って管理することに抵抗を感じる人が多い。しかし、毎日の仕事や人生をリラックスしつつコントロールしていくには、このリスト作りはとても重要である。かつ、それらのリストは少なくとも週次でレビューされるべきである。

・・・(忙しくてもレビューを怠るこほど愚かなことはない)(p142)

第4章 “リラックスして、さあ始めよう”
ずっと前に、ゴルフのコーチから次のようなことを言われた。
「スコアを気にすることはないよ。池にはまったっていいじゃないか。こう考えてみよう。つまり、プレイし続けてさえいれば、君はミスショットもするだろうが、もっといいショットも確実にたくさん打つんだよ。それさえわかっていればいいんじゃないかな。」
・・・そういう態度でいれば、ゲームを投げ出さずに、じわじわと上達していくことができる。(p201)

第5章 “基礎を忘れずに”
週次レビューの最初のハードルはこのプロセスを自分の生活に導入することだ。そして次のハードルはそれを維持し続けることだ。しかしこの週次レビューこそが、ビジネスパーソンの成功のために、最も必要な習慣である。
・・・7日に1度は必ず実行しよう。(p211)

 

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2010年1月10日 (日)

そして誰もいなくなった (対訳およびDVD)

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以前レベッカに引き続き、左側に英語、右側に日本語が書かれている対訳本です。そし映画DVDもついていて1000円以下というこの点、いい時代になったものです。

元々私はもっと英語を出来るようになりたくて、一昨年から赤毛のアンを原書で読みたいと思っていたのですが難しくて未だに遂げていません。赤毛のアンの映画ならとっつきやすいだろうと思って、VHSビデオの音声をSDカードにダビングしたのですが、なかなかそれもできておらず、それよりもやりやすく、というよりは続きやすいものはないかと思っていたところにコスミック出版から手頃そうなものが出ていました。

対訳がきちんとあり読みやすく、難しそうな単語は赤字で説明されているので、読み進みやすいです。私の英語力では、最初に日本語字幕なしで内容を理解するのは困難ですので、まず日本語字幕で見てみました。そして英語字幕で見るも、会話のスピードが私には速く感じられ、それで予め対訳本を読んでおきます。一度読んだだけでは内容が全部頭に浸透はしてきませんので、何度か読んでいます。

まずは出来れば楽しみながらということで今年は、映画やドラマの対訳がしっかりしたものと映画DVDを用意して、何本か挑戦してみたいと思っています。

赤毛のアンの原初は、昔アニメであり馴染みが深いアンが先生になり始めるだけで完結ではなく、続編にアンの成長物語が何冊かでているのですが、なんとかその最初の1冊目を3年越しで読みたいと思っています。

この映画に戻りますと、殺人ミステリーなのですが、おどろおどろさはさほどではなく、コミカルな面も見出せます。前に見たレベッカでダンバース夫人を演じていた女優も出てきますが、レベッカにはロマンスの要素があるのですが夫人の不気味な演技が際立っていて、レベッカの方が私には怖かったです。

今回の映画で印象に残ったセリフは、シーン2の最初の方です。

判事:Don't you believe in medicine, Doctor?  薬は信じておらんのかね?
医師:Do you believe in justice, Judge?  判事は正義を信じますか?

このシーンで二人が互いに笑うシーンが、例えはやや古いかもしれませんが、15年ほど前に中村泰司と佐川光男が牡蠣エキスのディノバランスでやっていたテレビCMを彷彿とさせます。

 

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2010年1月 5日 (火)

S・スマイルズ 自助論―どれだけやれるか! (単行本) 竹内 均 (翻訳) ★★★★★

昨年スマイルズの『自助論』の最初の一部を朗読したCDを、やる気が起こらない時に繰り返し聞いていました。
『天は自ら助くる者を助く』から始まる第1章『自助の精神』だけで2倍速で聞いて25分ほどありました。でも全部で10章あるのですね。

正月前に本棚に既に読んだ本も含めて30冊ほど並べてみました。この『自助論』は正月前に所々読んでいたいて、箴言が書いていると思って付箋をいくつか挟んではいたのですがその時はあまり印象には残りませんでした。正月三が日が過ぎて、寒くなったせいでしょうか、良い習慣通りに行動しようとしてもなかなか体が動かずに気分が塞ぎ込みがちになっていたときに再びこの本を手に取ってみました。

訳者の竹内氏が後書きで書いているように、「天は自助の心を持った人を助ける」とは矛盾があると思っていましたが、それは真実であり、初めからあまり突っ込んで考えすぎない方がいいのでしょう。自助の精神を持った人は人を引き付ける何らかのエトスがあるのでしょう。それは法則として受け止め、その法則を使いこなすことでしょう。

多くの偉人を例に挙げて、時間の使い方、よい習慣を身につける大切さ、といった今の私の課題についても書かれていて参考にしたい点です。デール・カーネギーの『道は開ける』のCDとともに昨年はこの『自助論』のCDも繰り返し聞いていました。カーネギーの本はハードカバーで持っているのですが実はあまり読んでおらずCDの方が手軽なのでそちらの方ばかり聞いていました。今読んでいる『自助論』はソフトカバーで手に取りやすさとしてはこちらの方が読みやすく今感じます。単なる本の装丁の違いなのですが。今の私の気分からして、文庫本のような軽くて読みやすい本が向いているのかもしれません。

カーネギーは悩みの心構えについての本で、気力の落ち込み具合から言えばこちらの方から読み始めるべきでしょう。『自助論』は同じくカーネギーの『人を動かす』の方が近いのかもしれません。どちらを読むにしても修身についての箴言に触れることでしょう。

今この本の中で印象に残ったことを1つあげるとすると、ここです。

大切なのは知力を高め、有意義な人生を送れるよう努めることだ。そこでは、知識の量より知識を得る目的の方がはるかに重要である。(p170)

大切なのは、プロセスなのでしょう。もちろん結果は大切なのですが、なりふりかまわずといったやり方でなく、ロゴス・パトス・エトスといったバランスの良い法則でなのでしょう。


 
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